『信長の野望・新生』武将能力:立花道雪の評価は?【武将評価シリーズ・その40】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第40回目は、大友氏を支えた猛将・立花道雪(たちばなどうせつ)です。
「軍神」「鬼道雪」とも称されていましたね。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の大友宗麟は以下のリンクから。
人物について
立花道雪は永正10年(1513年)、鎧岳城主・戸次親家の次男として生まれました。幼名は八幡丸。
兄は早くして亡くなったことから、道雪は嫡男として育てられます。そして大友宗麟の父・大友義鑑に仕えました。
初陣は14歳のころ。攻め込んできた大内軍に対し、病弱な父に代わって出陣しました。2千の兵を率い、大内軍を討ち破っています。
ちなみに立花道雪は、生前は戸次鑑連(べっきあきつら)と名乗っており、「立花」姓で呼ばれるようになったのは死後のことです。立花山城の城主をつとめていたことからですね。
大友義鑑は嫡男として、大友宗麟ではなく、その異母弟の大友塩市丸を擁立しようとしていました。このことから、大友氏は宗麟派(義鑑派)と塩市丸派とにわかれてのお家騒動となり、義鑑と塩市丸は宗麟派の家臣によって殺されてしまいました(二階崩れの変)。
こののちに宗麟は道雪の力を借り、塩市丸らを殺した家臣を討ち、大友氏の家督を継ぐこととなります。道雪は宗麟を支え、実質的なナンバー2の座につきました。
道雪は、宗麟が酒色にふけるとそれを叱り飛ばしたりなど、意見を述べるのに一切遠慮はしませんでした。ゲーム中にもイベントがありますね。
道雪が35歳のころ、木の下で昼寝をしているときに、雷が自分にめがけて落ちてきました。それを察した道雪は、愛刀「千鳥」で雷に斬りかかります。
これが原因で下半身不随になりますが、それでも「千鳥」改め「雷切丸」とともに、輿に乗って戦場を駆けめぐりました。このことから「雷神」「鬼道雪」とも呼ばれるようになりました。
毛利元就が北九州へ触手を伸ばしてくると、道雪はその侵攻を防ぎ、いくつものいくさを重ねました。
天正3年(1575年)、道雪はただ1人の娘・立花誾千代に家督を譲り、立花山城主としています。
天正9年(1581年)には高橋紹運の子・高橋統虎(立花宗茂)を誾千代と結婚させて婿養子とし、誾千代に代わって家督を譲りました。
そして天正6年(1578年)、宗麟は道雪の忠告を無視し、島津氏討伐に乗り出します。しかし「耳川の戦い」で島津義久に大敗し、大友氏衰退の一因をつくってしまいました。
以降、島津氏に対して劣勢になった大友氏を、道雪は見捨てずに戦いつづけました。
天正12年(1584年)、「沖田畷の戦い」で龍造寺隆信が討ちとられると、島津氏の勢いはますます強くなります。
戦い続けた道雪ですが、翌年の天正13年(1585年)に病死しました。享年73歳でした。
基本ステータスについて
統率:92
武勇:91
知略:88
政務:75
主義:中道
知略も88ありますし、攻城戦でも力を振るえます。
政務については、過去作では50~70と幅がありましたが、70台で安定してきた感じですね。内政でも力を発揮できます。
戦法・特性について
(戦法)
雷切丸:敵部隊の兵力減少・防御低下。
(特性)
雷の化身:合戦で味方部隊が混乱すると、すぐに解消する。
攻勢:自部隊の攻撃上昇。
用兵:敵部隊を挟撃中、自部隊の攻撃上昇。
「雷の化身」は混乱を解消してしまうので、かなり強力なスキルですね。
さらに攻撃力アップの「攻勢」ももっていますし、「雷切丸」「用兵」と攻撃スキル満載で、戦場では大いに活躍できるでしょう。
総評
立花道雪は戦闘に優れた武将です。
統率・武勇は90以上あり、知略も88あります。
また戦場サポート能力として、「雷切丸」「雷の化身」「攻勢」「用兵」といった攻撃バフをガン詰みしているので、数字以上の攻撃力を見せてくれるでしょう。
次回は立花宗茂です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。