『信長の野望・新生PK』武将能力:可児才蔵(吉長)の評価は?【武将評価シリーズ・その130】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第130回目は、「笹の才蔵」の異名を持つ猛将・可児才蔵(かにさいぞう)です。
「センゴク」で広く知られるようになった感じもありますね。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の六角承禎(義賢)のは以下のリンクから。
人物について
可児才蔵(吉長)は天文23年(1554年)に生まれました。両親は不明。
宝蔵院流槍術の開祖・胤栄に槍術を学んだといわれます。
柴田勝家や明智光秀、森長可など、織田信長の家臣たちに次々と仕えていました。このあたりの顛末も不明な点が多いです。
森長可に仕えたとき、戦場で16名の首をあげたのですが、重すぎて持ち帰ることができなかったため、3つだけ持ち帰ることにしました。残りは口に笹をくわえさせ、置いていったそうです。ここから「笹の才蔵」と呼ばれるようになりました。
ちなみに笹は「酒」の意味があるので、討ち取った相手に酒を飲ませるという礼儀的な意味もあるようです。
本能寺の変後は、信長の三男・織田信孝にも仕えます。秀吉との戦いで織田信孝が自害すると、今度は秀吉の甥である豊臣秀次に仕えました。さらにその語は福島正則に仕えます。
「関ヶ原の戦い」においては福島軍の先鋒隊長として大いに活躍し、徳川家康からも絶賛されました。
才蔵は愛宕権現を信仰していたことから、「愛宕権現の縁日に死なん」と述べていました。
そして慶長18年(1613年)、6月24日の愛宕権現の縁日、甲冑を着けて床机に腰掛けたまま死去したと伝えられています。
基本ステータスについて
統率:56
武勇:85
知略:61
政務:22
主義:中道
どちらかといえば個人が強い感じの武将ですしね。小島弥太郎と同じ系統です。
「革新」「天道」あたりだと武勇94ぐらいありましたが、現在は落とされてしまっています。あと過去作の政務は1桁台でしたが、本作では22もありますね。
戦法・特性について
(戦法)
激励:自部隊の攻撃上昇。
(特性)
笹の才蔵:部隊撃破時、高確率で部隊長に負傷付与。
攻勢:自部隊の攻撃上昇。
血気:戦場で積極的に部隊攻撃を行う。
(家宰)
早兵糧:部隊の能力上昇、腰兵糧の日数減少。
(奉公)
具足奉公:常備兵制の維持費削減。
けっこう特別扱いされていますね。「激励」「攻勢」もありますし、攻撃特化な武将となっています。
総評
可児才蔵は武勇に優れた武将です。
武勇は85あり、「激励」「攻勢」といったスキルもあります。
一方で統率・知略は50~60台で、政務は22といった状況です。
基本的には戦場で活躍させていくのがよいでしょう。
次回は九鬼嘉隆です。【追記】次回できました。以下のリンクから。